【IT顧問サービス】メールが送信も受信もできない問題の原因を特定しました

こんにちは。ちばIT工房です。
今回は顧問先のお客様から「メールが受信できなくなってしまいました。送信はできますが受信ができません」とご連絡があり、調査・原因特定をしました。

実際には電話ですが、お話を聞きながら原因を特定していくという意味では、気持ちはこんな感じです。

まず、事前に把握していた情報としてお客様のメール環境は以下の状態でした。

  • メールワイズを利用して送受信を管理
  • 独自ドメインを契約済み

これを前提にしながら原因特定していきました。

■ 一報は朝8時半。30分で原因に到達

ご連絡をいただいたのは朝の8時半。 そして9時には、 「ドメインの契約状況を確認してください」 という指示をお伝えしていました。

つまり、 約30分で原因を特定できた ということになります。

■ 前提条件から“あり得る原因”を即座に絞り込み

今回のお客様は、

  • メールワイズ(クラウド型メーラー)を利用
  • 独自ドメインで運用
  • 送信はできるが受信だけできない

という状況でした。

ここでまず重要なのは、 クラウドメーラーは基本的に「送信できるなら受信もできる」構造 だということ。

つまり、 「メールワイズ側の障害」ではない可能性が高い。

この時点で、 “ドメインまたはメールサーバー側の問題” にほぼ絞られます。

■ MXレコードを確認 → 返答が0

独自ドメインに対して、

  • Ping
  • DNS
  • MXレコード

を順番に確認していきました。

すると、 MXレコードの返答が 0(ゼロ)

これはつまり、

  • メールの“受信先”が存在しない
  • メールの行き先が消えている
  • 契約切れ or 乗っ取りの可能性

という状態です。

この瞬間に、 「ドメイン契約が切れている可能性が高い」 と判断しました。

■ 結論:ドメイン契約の支払いが滞っていた

その後、ドメイン管理会社の管理画面を確認したところ、 支払いが滞っており、 MXレコードが消失していた ことが判明。

支払いを完了したところ、 すべてのメールが正常に受信できるようになりました。
なお、支払いが滞ってしまった理由はカードの切り替えについてタイミングを測りすぎていたとのことでした。

■ 今回のポイントまとめ

  • 送信できるのに受信できない → ドメイン側の問題が濃厚
  • MXレコードが0 → メールの受信先が消失
  • ドメイン契約切れでメールが届かなくなることは珍しくない
  • 早期に原因を絞れたことで、復旧までの時間を最小化できた
  • 顧問契約だからこそ「即時判断・即時対応」が可能

■ なぜ今回、原因特定が早かったのか

今回の判断が早かった理由のひとつに、 「送信メールの認証は比較的ハードルが低い」という点を 普段から意識していたことがあります。

メールは、送信と受信でまったく別の経路を通るため、 送信ができているからといって、 受信側も正常とは限りません。そのため、 “送信できるのに受信できない”という表面的な事象に惑わされず、 受信側の仕組み(DNSやMXレコード)を最初に確認する という判断が自然と浮かびました。

これは特別な勘というより、 日頃からメールの流れを意識していることや、 顧問として環境を共有していただいていることが 結果として早期判断につながったのだと思います。

■ メールの不具合でお困りの場合は、ちばIT工房へご相談ください

メールの不具合は、 「メーラーの問題」「サーバーの問題」「ドメインの問題」など、 複数の要因が絡み合うため、 原因特定に時間がかかるケースが多いです。

ちばIT工房では、 長年の企業IT運用経験と、 メールサーバー・DNS・ドメイン管理の知識を組み合わせて、 最短で原因に到達する“切り分け力” を強みにしています。

  • メールが届かない
  • 送信はできるのに受信できない
  • 独自ドメインの設定が不安
  • DNSやMXレコードがよく分からない
  • メール環境を安定させたい

こうしたお困りごとがありましたら、 ぜひちばIT工房へご相談ください。

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